中小企業庁では、革新的な製品開発、創造的なサービスの提供等を通じて、地域経済の活性化や海外での積極的な販路展開に取り組む中小企業・小規模事業者、また、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取組により、地域コミュニティの担い手として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街の取組事例を「がんばる中小企業・小規模事業者300社」及び「がんばる商店街30選」として選定しました。これを広く周知することで、選定された事業者等の社会的認知度や労働者等のモチベーション等の向上を図ることに加え、後進の育成も目的としています。
事例の収集に当たっては、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、中小企業基盤整備機構、日本貿易振興機構、国際協力機構、在外大使館・領事館及び各経済産業局等からそれぞれ推薦をいただき、沼上幹委員(一橋大学副学長・理事)、石井淳蔵委員(流通科学大学学長)を中心とする外部有識者によって厳正に審査いただいた上で、中小企業政策審議会中小企業経営支援分科会(鶴田欣也分科会長)において選定しました。
この言葉は、「志を高く持ち、清らかな心で遠大な理想をもって生きる」という意味を持ちます。
2009年の「元気なモノづくり中小企業300社」に選定された切削技術と、2006年の「元気なモノづくり中小企業300社」に選定された熊野筆を用い、選定された企業が大志を抱き挑戦する「志向清遠」の思いが込められております。
がんばる中小企業・小規模事業者300社に選定されました。